青森

14/08/27 Wed 十和田湖、青森から函館、青函トンネル。

朝。 夫の強い希望で十和田湖までドライブする。 水がきれいすぎて魚が住まなかった十和田湖で、苦労の末にヒメマスの養殖に成功したという和井内さんの話を教科書で読んだので、ここまで来たら和井内さんの十和田湖にいかなければならないと言う。

私はどちらかというと奥入瀬渓流に行きたかったけど、夫の希望をくつがえすほどの強い理由づけもないので、異論は唱えなかった。

朝の緑がまぶしいほどきれい。

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十和田湖から流れると思われる清流も気持ちいい。

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2時間ほどで十和田湖に到着。 

広い湖です。 車で一周すると1時間くらいかかるそう。 

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すごく気持ちいい。 どこかへ飛んでいけそうな気分。

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湖のほとりの貸別荘も居心地がよさそうだ。

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昼。 休屋という湖の中心地のようなところを散歩。 お土産屋を兼ねた食事処が並んでいるので、昼ごはんにする。 

せっかくなのでヒメマス定食を食べた。 ヒメマスはどうってことない味だったけど、付け合わせの煮ものがとてもおいしかった。

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夫は十和田湖名物らしい「バラ焼き」定食を頼んだ。 若い頃にお世話になったキッチンジローのスタミナ焼きをおとなしくしたような味。

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帰りのドライブでは文芸春秋9月号の石原慎太郎の記事を運転する夫に朗読した。 「白人社会の支配は終わったー歴史の大きな転換期」 という特別寄稿。 今回の文芸春秋はおもしろい記事が多くて読みごたえがある。 電子書籍になって、あの重い本が何冊でもiPhoneに入るのも、すてき。

青森駅の近くでレンタカーを返して、3時過ぎの特急で青函トンネルを抜けて函館に向かう。 青森側から函館が見えると車内放送で教えてくれる。

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2時間半弱で函館に到着。

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ホテルにチェックインして一休みして、函館の夜景を見に行く。 夕日から夜景まで楽しんだ。

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函館はどこにいってもおいしいだろうと、駅前のいけす料理のお店に入った。 タクシーの運転手さんのおすすめのお店でもあったので。

イカの活け造り。 確かに新鮮なんだけど、味がしなかった。 ほかの食べ物もおいしくなかった。 ハズレの店。

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14/08/26 Tue 青森駅周辺と浅虫温泉。

今年の夏休みの小旅行は、夫が北海道に行ったことがないというびっくりの事実が判明したので、函館にいくことにした。

うちには19歳の老猫がいて、今は元気に走り回っているけど万が一のことを考えて、猫が生きているうちは旅行は2泊までにしている。

いろいろ調べているうちに、青森まで飛行機で行き、青森から電車で函館まで移動して、函館から飛行機で東京に戻るルートに決定。

朝。 車で羽田まで行き、羽田発10時過ぎのフライトに乗るとお昼前に青森空港に着く。

 空港でレンタカーを借りてホテルに向かい、車と荷物を預けて、駅前まで散歩する。 

駅前の大通りはひっそりとしていて、人影もあまりない。 空気が澄んでいて、風に秋の気配が充満していて、夏ももう終わりだ。

昼。 駅前の「長尾中華そば」に行く。

津軽ラーメン、煮干しラーメンのお店。 小さなお店なんだけど、出張に来ているサラリーマンでにぎわっていた。

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私はあっさりラーメンにする。 麺は4種類から選べるので、お店の人に聞くとあっさりには縮れ麺か手打ち麺が合うと勧めてくれたので、手打ち麺にした。 煮干しの風味が利いた小ぶりの醤油ラーメンだった。

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夫はこく煮干しラーメンを選んだ。 かなりこってりしていた。 

ご飯は備え付けの炊飯器から好きに盛って食べる方式。

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店の隣のAUGAというファッションビルの地下は、昔ながらの市場が広がっていてビックリ。 

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いろんな食材が所せましと並べてある。 どれもおいしそうだった。

青森駅の右手にはねぶたの資料館「ワ・ラッセ」があり、ねぶたの醍醐味が味わえるようになっている。 鮮やかな色と躍動感あふれるねぶた。 ねぶた師という職業があることも知った。 今度、本物のお祭りを見に来たい。

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A-Factoryというおしゃれな工房とお土産屋さんを兼ねた施設を通ってひじきを買って、青函連絡船の資料館「八甲田号」に行ってみる。

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JR青森駅から青函連絡船は乗り換え通路でつながっていて、昔は多くの人が電車と連絡船を乗り継いで北海道を行き来していたことだろう。 駅と直結ってすごく便利じゃない。

船内は昭和三十年代の青森の生活が再現されていたり、青函連絡船の歴史のビデオが上映されていたりする。 当時の写真では船内で乗客がお弁当などを持ち寄って宴会をしていたりして、まるでお花見の宴会のようなにぎわいだった。

船の中には電車がそのまま入るようになっていた。 

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そのあと、工芸品展でびいどろ細工や津軽漆器や南部鉄器を見たり、商店街を散歩しながらホテルまで戻った。

夫がドライブ気分なので、浅虫温泉までドライブしてみる。 

浅虫温泉のビーチは芝生が広がっていてきれい。 夏の終わりの海は静かで、のんびりとバーベキューをする家族連れがぽつぽつといた。

夕暮れに海も浜辺もオレンジ色に染まり始めたので、ホテルに戻る。

夜。 夫が見つけてきた大衆酒処「ゆうぎり」に行く。 趣のある店構え。

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年輩の女性4人で切り盛りしているお店だった。 それだけでちゃんとした料理が出てくる予感が高まる。

お店の人が「いろいろ食べたいなら、2500円のコースがお勧め」というので、ホヤのお刺身の入れてもらってコースにした。 夫はイカのお刺身が食べたいと言ったが、今日は仕入れていないとのこと。

お通しにいきなりウニ。 なめらかなおいしさ。

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身欠きにしんと姫竹とこんにゃくの煮物。 この煮物、絶品でした。 だしは身欠きにしんだけで取るとのこと。 こんな味の煮物、食べたことない。

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ホヤのお刺身、新鮮です。

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ヒラメのお刺身。 夫が「東京の高級店で出てくるレベルの白身」と感動していた。

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アンコウ。 いろんな部位が肝と一緒に混ぜてあった。 田酒が進みます。

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青森はホタテが有名のようで、いたるところにホタテ小屋のような店があり、いろんな帆立料理を食べさせる。 この店でも焼いたのが出てきた。 香ばしいおいしさ。

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最後は粕汁。 鮭のアラと野菜がゴロゴロ入っている。 体が温まる。

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いやぁ、おいしかったです。 

女性4人で店を始めて45年だそう。 

店を出るとき、お店の人が「お土産に持っていって」と自家製のイカの一夜干しを手渡してくれた。 要冷蔵だし、旅はまだ続くので、ありがたく気持ちだけもらってお返しした。 冬も鱈がおいしいから、またおいでとのこと。 ぜひぜひ。

町をぶらぶらして、「三九寿司」というお寿司屋さんで、ごぼう揚げ(美味)と、

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サバトロ巻きをつまみながら、日本酒を飲む。 

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雪国っていう感じの店の一部。

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寿司屋のご主人は話好きで、40年前に東京で働いていたときのことや野球の話をして、夫がビールをごちそうすると、中ジョッキをあっという間に飲み干した。

青森、なんだかとても気に入ってしまった。 お国言葉もゆったりしていて、すごくいい。

旅は人でもある。 また是非ゆっくり来よう。

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