17/12/02 Sat アムステルダム国立美術館、「Wijnbar Boelen」で、キジ料理。
ほとんどのスタッフは今日帰国するけど、私は来週も打ち合わせがあるので、オランダに居残りです。
朝。 ネットでオランダ国立美術館のチケット(一年間有効)を買っておいたので、居残り組の人と朝一番に出かける。
美術館に行くなら、事前に切符を入手して朝いちばんに出かけるのが一番だ。 みんながチケットを買っている間にすっと入場できて、じっくりゆっくり見られるから。
目玉作品のレンブラントの「夜警」。
友だちの新婚夫婦を描いた絵。 画面からふたりの幸せがはみ出ていて、いちばん気に入った絵だった。
この美術館にはフェルメールが4枚あるけれど、2枚は展示されるべき場所に張り紙があり、海外の展示会に出張中と書いてある。
フェルメール好きの同行者が「前回も2枚貸し出し中だった」と言う。 すると隣にいた日本人の女性観光客が「なになになに、フェルメールがどうしたんですか?」と聞くので、「4枚のうち2枚はいまオーストラリアとアメリカの美術館に貸し出し中ですって」と伝えると、「えーっ、せっかく来たのに。 入場券半分損しましたよぉー。 あーあ」としきりに残念がる。
(あとで売店で彼女を見かけたら、フェルメールの4枚の絵が描かれたコースターだかを手に取って「2枚なかったんだから、絶対にこれ買ってかなきゃダメよ」と旦那さんに力説していた。)
ホワイトアスパラガス好きの私は、この絵画を鑑賞しているうちに思わず写真を撮ってしまう。 昔からホワイトアスパラガスってあったんですね。
そんなに泣くなよー。
我々が見終わるころには、チケット売り場もクロークも長打の列だった。 クロークの引き取りの列は誰もいない。 やはり美術館は朝いちばんに限ります。
美術館の入口付近では、変わった楽器を演奏していた。 とてもボヘミアンな曲だった。
イワシのサラダ。 同行者は「サラダに魚が入っているのが嫌い」と言う。 へぇー、そんな人初めて。 「スモークサーモンもだめですか」と聞くと、「スモークサーモンは平気」とのこと。
同行者が頼んだハムのパンケーキ。 さっぱりとしたおいしさでした。
夜。 居残り邦人3人組で、第六感に任せてワインバー「Wijnbar Boelen」に入る。
前菜に、生ガキ。
シャルキュトリー。 とてもレベルの高い盛り合わせ。
きじのロースト。 雉、初めて食べました。 火の通し方も素晴らしく、しつこくないソースで、とても私好みの一品だった。
同行者がイタリアで教えてもらったという、干しブドウで作った赤ワイン。 軽くないのに濃すぎなくて、とてもおいしい。
当たりのお店でした。
ホテルに戻り、ひとりアムステルダムからロッテルダムのホテルに移動。 居残り組のほかの二人は明日ハンブルグに移動する。
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